2021年 -この一年を振り返るー
2021年は記念すべき東京オリンピックが開催されました。コロナ禍真っただ中にあり、数々の茶道イベントが中止されました。
新宿区四谷センターは、ワクチンの接種会場にもなりましたが、文化活動には熱心で、私どもの茶道稽古も活動継続の許可をいただきました。厳重な消毒、換気、手洗い、検温、人数制限を守りながら、昨年、一昨年に続き、一日を三部制に分けた稽古を続けてまいりました。
そんな中でも、少しでも楽しく茶道稽古ができるように端午の節句や七夕、また茶事の稽古などを取り入れて工夫をした年でもありました。
1月31日 藪内宗家 初釜の茶会(ZOOM開催)
ZOOM経由で、京都家元の初釜を祝いました。まだ家元に行ったことがない会員には、嬉しい時間だったと思います。
3月 東京竹風会主催研修会 中止
3月 新宿区四谷センター 「ふれあい祭り」 中止
5月 端午の節句 飾り粽、兜
11月13日 藪内宗家 口切の茶事 (ZOOM開催)
京都府宇治市のもっとも歴史ある縣神社での口切の様子をはじめ、なかなか見ることがない口切の茶事を近くで味わえたのは、ZOOMのおかげでした。
末富の亥の子餅も大変美味でした。
炉の気配を感じるお菓子が送られてきて嬉しい悲鳴を上げました。
11月28日 東京竹風会主催 秋の支部研修会
(参加者:竹田真理子、野口昌美、松久保忠宏、小松尚子、中村良子、K.K, M.M、瀬川隆生、瀬川知恵子 計9名)
今年初めて人が集まった機会。今回は、珍しい炉の『炭点前』に焦点を当てて、基本の炭点前を勉強させていただきました。実際に人前で、冷静に点前をすることが、いかに難しいか、を思い知らされた時間になりました。
どうして、こんなとき、いつもしたことがないミスをするのでしょう。
とんでもないところから枝炭を返したり、稽古ではなかった本掃きを忘れたり。思うように炭が定位置に入らないと、大変焦って、さらにまた、次の炭も勝手に動いてしまう。顔から火が出る思いで、反省しきりでした。
12月18日 茶事稽古ならびに忘年会
今年のZOOM夏期講習で、せっかく茶事を特集してくださったので、会員でお料理を手分けして持ち寄りました。
なかなかの内容になりました。
(茶懐石 会員による手作りメニュー)
向付 鯛の昆布締め/食用菊/いくら/あおさ
汁 なめこ/トーフ/オクラ/手作り味噌
煮物椀 海老真蒸/軸れんそう/柚子松葉/糸唐辛子
焼き物 鰆西京焼
箸洗 松の実/梅干し
八寸 数の子/キノコ天婦羅/枝豆
預け鉢 生麩もみじ/海老芋/柚子松葉/春菊/合鴨ミンチ
浸し物 春菊/人参/木綿豆腐
酒盗 鰹の塩辛
香の物 うり/沢庵/長老喜
菓子 椿餅
この一年も、会員の快い協力のおかげで、無事に稽古を終えることができたことに感謝したいと思います。オミクロン株も心配です。来年はどんな年になることやら。何をしても、しなくても、ただ、確実に日は過ぎていくことを、心に刻んで、気を引き締めながら、なんとか、この感染社会を乗り越えていきたいものです。
(掲載菓子は口切茶事以外は、すべて新宿富久屋製)
(文責:瀬川知恵子)































